リセールサイト「ストックX(STOCK X)」は、「オメガ(OMEGA)」と「スウォッチ(SWATCH)」による初のコラボレーション“ムーンスウォッチ”が、数々の記録を樹立していることを発表した。
同サイトによると、3月26日の発売から1週間足らずで約2000件の取引数となっており、これは1週間単位で見た場合の“サイト史上最も取り引きされた腕時計”だという。平均の取引価格は、小売価格260ドル(税込3万3550円)の250%増となる900ドル(約11万円)で、この上昇率は「ナイキ(NIKE)」と「オフ-ホワイト ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH)」などの一部のコラボスニーカーでしか記録されたことがない驚異的な数字だ。なお全11種のうち、最も取引数が多いのは、月がモチーフの“ミッション トゥ ザ ムーン(Mission to the Moon)”で392件(3月29日時点)。最も平均取引価格の上昇率が高いのは、天王星がモチーフの“ミッション トゥ ウラヌス(Mission to Uranus)”の300%(1040ドル、約12万7000円)となっている。
“ムーンスウォッチ”は、時計企業スウォッチ グループ(SWATCH GROUP)傘下の「オメガ」と「スウォッチ」による初のコラボということで注目を集め、日本でも26日に発売予定だった。しかし販売店舗に購入希望者が殺到して中止となり、29日に抽選販売が行った。