座右の銘は「泣かぬなら 笑わせてみせよう ホトトギス」。ZOZOTOWN立ち上げメンバーで、「ファッションチアリーダー」に就任した武藤貴宣氏が、ファッションへの愛と明るい未来について、ゆるく語ります。
(前号から続く)
2019年9月12日、ヤフーがZOZOの過半数株を取得するということと、前澤(友作)さんの退任について、朝のニュースで出ました。
その日は、東京証券取引所が開く前に、オフィシャルのリリースを出しましたが機密性の高い案件だったこともあり、ほとんどの社員は何も知らされていませんでした。ですから、各部署で急いで朝礼をやって、告知しました。多分、業界的にはヤフーに株式売却のインパクトが大きかったでしょうが、社内は前澤さんの退任の衝撃の方が大きかったと思います。誰もが「辞めるわけがない」と思っていたので。ドッキリじゃないけど、本当か?みたいな感じだったんじゃないでしょうか。
僕としては、ヤフーが過半数取得するのは、上場している企業だし、資本主義の原理からいって、アマゾンでもヤフーでも、そういう可能性としてはあるなとずっと思っていたので、それほど驚かなかったです。ただ、前澤さんが辞めるというのは、ニュースを見ても最後まで半信半疑でした。
僕は何があっても前澤さんは辞めないと思っていたんです。ただ、前澤さんのキャラ的に、ヤフーの子会社の社長というのは、ちょっとやりづらいのかなと個人的には思っていました。
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