「WWDJAPAN」ポッドキャストの「記者談話室」は、ファッション業界のその時々のニュースや話題について、3人の記者が分かりやすく解説したり、時には脱線したりしながら、掘り下げていきます。
第26回は「『D2C』の勝ち筋は見えてきたか」です。この数年で新しいスタンダードとして定着した感のあるD2Cですが、そもそもどんなビジネスモデルを指すのか。今さら聞けないD2Cの基本を紹介しつつ、ネットの世界にとどまらずファッションビルでも存在感を強めるブランドの事例を語り合います。
【今回のキーワード】
D2Cってそもそも何?/インフルエンサー/ルミネエストの好調ブランド/「メルト ザ レディ」/入店料をとる/D2Cとは成長の通過点/顧客の声を生かしたアップデートの繰り返し/「エイミーストワール」/EC中心だから店舗にカネがかけられる/「アメリヴィンテージ」/SNSからの集客力/SPAからD2C/面を抑える小売業とは別の道/顧客のコメントで製品を改善するユニクロ/在庫や模倣の課題も/商習慣も変わる
出演者:
林芳樹(はやし・よしき):1972年、千葉県生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、98年に業界紙の日本繊維新聞社に入社。広告営業を経て編集記者になり、メンズウエア、スポーツウエア、SPAなどを取材する。2009年2月にINFASパブリケーションズに入社。「WWDジャパン」編集部に配属され、主にビジネスニュースを担当する
横山泰明(よこやま・やすあき):1978年生まれ。繊維・ファッション業界紙「日本繊維新聞」の記者を経て、2010年から「WWDジャパン」で記者。合繊メーカー、素材、商社、EC、ファッションビル、ショッピングセンターを担当。東京外国語大学ヒンディー語専攻出身
五十君花実(いそぎみ・はなみ):1983年、愛知県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業後、2006年に繊研新聞社に記者として入社。大手アパレル、セレクトショップ、百貨店、デザイナーズブランド、海外コレクションなど一通りの分野を経験した後、2018年3月にINFASパブリケーションズに「WWDジャパン」記者として入社。同年5月からニュースデスク。現在の取材分野はグローバルSPA、ウィメンズアパレル、百貨店など