サステナビリティ

「メイトバイク」が窪塚洋介を起用した新キャンペーン“先、行ってるね。”を発表 E-バイクを通じてサステナブルな社会変革を目指す

 世界一の自転車都市として知られるデンマーク・コペンハーゲン発のE-バイクブランド「メイトバイク(MATE. BIKE)」はこのたび、日本上陸1周年を記念した新コーポレートスローガン“この星の、走り方までデザインする。”を発表した。またこれと同時に、日本上陸時からブランドアンバサダーを務める俳優・窪塚洋介を起用した新キャンペーン“先、行ってるね。”も4月7日から展開している。

 そもそもE-バイクとは、スポーツバイクに電動アシストユニットを搭載し、免許不要で公道を走ることが可能な電気自転車を指す。スポーツバイクの走行性能と電動自転車のアシスト機能を持ち合わせたハイブリッドバイクのため、長距離や坂道でも軽快に移動することが可能で、なおかつ二酸化炭素を排出しないサステナブルな移動手段として世界的に注目を集めている。その中で「メイトバイク」は、交通渋滞や気候変動などの環境問題を危惧したクリスチャン・アデル・ミシェル(Christian Adel Michael)とジュリー・クロンストラム・カートン(Julie Kronstrom Carton)の姉弟が、2016年に自転車王国デンマークで創業。クラウドファンディングから始まったスタートアップ企業で、E-バイクが機能的にもデザイン的にも優れ、より社会的地位の高い交通手段として根付いてほしいという願いから生み出した初代“メイト(MATE)”は、680万ドル(約8億4300万円)の資金調達に成功。さらに2代目“メイトエックス(MATE X)”では、ヨーロッパ史上最高調達額となる1700万ドル(約21億800万円)を達成し、世界80カ国以上の街で乗られるなど、興隆著しいE-バイク文化を早くからけん引してきた。また、ジャンルの壁を越えた協業にも積極的で、これまでに「モンクレール ジーニアス(MONCLER GENIUS)」や「パーム エンジェルス(PALM ANGELS)」とのコラボを実現している。

 現在「メイトバイク」が展開しているのは、“メイトエックス”と“メイトシティ”の2モデルだ。“メイトエックス”は、街乗りだけでなくオフロード走行も視野に入れ、幅4インチ(約10cm)のファットタイヤが目を引くストリートライクなシルエットが特徴。新キャンペーン“先、行ってるね。”で窪塚が乗っているのは、本モデルだ。一方“メイトシティ”は、タイヤサイズを1.5インチ(約4cm)にすることで小回り性能をアップし、重量も30%近い軽量化に成功した街乗り特化モデル。両モデルとも、3ステップで簡単に折り畳むことができるほか、スマートフォンなどが充電可能なUSBポート付きカラーディスプレイ、優れた安定性を提供するフルサスペンション、ブレーキ性能の高い油圧式ディスクブレーキ(機械式との選択)など、購買意欲を駆り立てるギミックを数多く搭載している。だが最大の魅力は、電気エネルギーで走行することから二酸化炭素を排出しない移動手段という点だ。「メイトバイク」は、E-バイクが人々の暮らしに根付くことで自然なかたちでサステナブルな社会変革に貢献できることを目指しており、今回の新コーポレートスローガン“この星の、走り方までデザインする。”にはこの思いが強く込められている。

 新コーポレートスローガンと窪塚を起用した新キャンペーンのローンチ前夜、関係者らを招いたパーティーが都内某所で開催された。会場では、西麻布のイノベーティブレストラン「81(エイティワン)」でシェフを務める永島健志によるフードが振る舞われ、ミュージックプロデューサーの宇山ヒロトによるDJが行われた中、窪塚本人が登場。巧みなMCと共に来場者に向けキャンペーンムービーを一足早く披露し、特別な一夜に自ら華を添えた。なお「メイトバイク」は現在、ブランドの公式ツイッターをフォローし、対象ツイートに「#MATEと先行ってるね 」とコメントをつけて引用リツイートした方の中から、抽選で2人に“メイトエックス”もしくは“メイトシティ”をプレゼントするSNSキャンペーンを行っている。期間は5月8日までで、当選者は恵比寿にある旗艦店で走り方のレクチャーなどを受けることができる。

PHOTOS : KAZUSHI TOYOTA
TEXT : RIKU OGAWA
問い合わせ先
メイトバイク トウキョウ
03-6277-3987