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連載 ビジネスリポート

大型ブランドの寡占が進行、強いブランドがより強くなる時代 21年秋冬の百貨店特選・宝飾商況【前編】

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 「海外観光客による免税売り上げが消えても、海外旅行や外食が制限されている国内富裕層の消費が高額品に向かっているため、特選(ラグジュアリーブランド)カテゴリーは好調」。百貨店でのこうした消費傾向は、コロナ禍以降継続している。(この記事は「WWDJAPAN」2022年2月28日号付録の定期購読者特典「ビジネスリポート」からの抜粋です。「ビジネスリポート」にはより詳しい情報も掲載しています)

 特選絶好調の中で、特に売れているブランドは何か。掲載したランキング表は国内25の百貨店で、2021年7〜12月の売り上げの前年同期比伸長率が大きかったブランドをまとめたものだ。1〜6位のブランドのうち、「ディオール(DIOR)」「ロエベ(LOEWE)」「セリーヌ(CELINE)」「フェンディ(FENDI)」の4つがLVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン傘下。残る2つも、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」はケリング傘下、「シャネル(CHANEL)」は独立ブランドながら、その売り上げ規模はかなり大きい。

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