「リトゥンアフターワーズ(WRITTENAFTERWARDS)」の山縣良和が主宰するファッションの私塾、ここのがっこうは4月16〜24日、2021年度の受講生の展覧会を開く。これまでは都内で開催してきたが、今回は織物産地としてファッションのモノ作りとも関係性が深い山梨・富士吉田が舞台。市内のホテルやアートギャラリーなど4カ所で展示を行う。
富士吉田は「東京から最も近い繊維産地。(同地での開催は)デザイナーとモノ作りの現場を今まで以上に接近させることを目的とした、未来へつなげる試み」という。ここのがっこうとふじよしだ定住促進センターの共催という形を取っている。
山縣は自身のブランド「リトゥンアフターワーズ」の活動と並行し、2008年にここのがっこうをスタート。卒業生には19-20年秋冬のニューヨーク・コレクションでのプレゼンテーション以来、一気にグローバルな存在になった「トモ コイズミ(TOMO KOIZUMI)」の小泉智貴などがいる。こうした後進の育成が評価され、ここのがっこうは21年に「毎日ファッション大賞 鯨岡阿美子賞」も受賞している。
■coconogacco exhibition 2022
開催期間:4月16〜24日
開催場所:
FUJIHIMURO
山梨県富士吉田市富士見1-1-5
SARUYA HOSTEL
山梨県富士吉田市下吉田3-6-26
SARUYA Artist Residency
山梨県富士吉田市下吉田3-28-8
吉田の蔵ブラザーズ
山梨県富士吉田市下吉田2-1-25
開催時間:11〜17時(ただし16日は12〜17時、24日は11〜16時)