ファッション

「ボス」「ヒューゴ」が節水に焦点を当てた取り組み「The Less Water」を実施

 ドイツ発のファッションブランド「ボス(BOSS)」と「ヒューゴ(HUGO)」は、2022年春夏で水の節約に焦点を当てた取り組み「The Less Water」を実施する。

 両ブランドは節水の基準を「染色/なめし/洗浄/処理の工程で、水の消費量を最低30%削減すること」と定め、2022年春夏コレクションのカジュアルからフォーマルまで40以上のアイテムをこの取り組みに基づいて取り揃えた。栽培や生産過程で少量の水のみを必要とする繊維を使用している。

 同コレクションでは「ボス」「ヒューゴ」ともにリネン素材を多く使用。麻は、人工的な水やりをほとんど必要とせず、栽培時の農薬や肥料も少なくて済む植物だという。また海藻などから生産されるシーセル(SeaCell)を部分的に使用したアイテムを展開する。また、染料の部分でも水とエネルギーの消費量が従来と比べて30%少ない「アビテラ(AVITERA)」を使用している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。