ファッション

エアークローゼットが仮想旅行イベント 返却ボックス「スマリ」と協業

 衣料品レンタルサービスのエアークローゼット(東京、天沼聰CEO)は8日、京王線新宿駅でポップアップイベントを開始した。三菱商事が運営する無人返却サービス「スマリ(SMARI)」と協業し、服選びとバーチャル旅行の体験を提供する。10日まで3日間の開催で、エアークローゼットとスマリの認知度アップにつなげる。

 「ファッショントリップ」と題したポップアップイベントで、1日に約79万人(19年度実績)が乗り降りする京王線新宿駅の改札近くに小さなスペースを設けた。利用者はラックにかけられた婦人服を選び、返却ボックスのスマリに入れる。すると、コの字型に大型LEDパネルの全面に、選ばれた服に合わせた体感ムービーが映し出される。服に合わせて、花見、海、花火など5種類の絶景スポットへの仮想旅行を楽しめる仕掛けだ。

 スマリはレンタル商品やEC(ネット通販)商品の返却や返品を行えるサービスで、専用ボックスを利用するため非接触かつ伝票記入なども不要。2018年4月のサービス開始以来、三菱商事の子会社であるローソンなど約3000カ所に専用ボックスを置いている。エアークローゼットも提携先の一つであり、共同でイベントをすることになった。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。