2022年春夏シーズンは、Z世代がけん引する00年代のリバイバルファッション“Y2K”がトレンドをさらい、ミニスカートを取り入れたブランドが多く見られた。22-23年秋冬シーズンも同トレンドが引き続き盛り上がりを見せる一方で、裾が地面につくような長さとボリュームが魅力のマキシ丈スカートを披露したブランドも多数登場。今季は、スカート丈に注目だ。
「コペルニ(COPERNI)」は、遊び心溢れるミニスカートやクロップドトップスを取り入れたコレクションを披露。ティーンを中心に人気を集めるドラマ「ユーフォリア(EUPHORIA)」には同ブランドのバッグも登場しており、今コレクションでもZ世代や“Y2K”ファッションを意識したデザインが見られた。アルノー・ヴァイヨン(Arnaud Vaillant)=クリエイティブ・ディレクター兼共同創業者は、「SFバージョンの『ユーフォリア』のような感じだ」とコメント。フード付きのピタッとしたトップスにはデニムの巻きスカートを合わせ、学生のようなフレッシュさを感じさせた。
ユン・アン(Yoon Ahn)=クリエイティブ・ディレクターが手掛ける「アンブッシュ(AMBUSH)」は、SF映画をインスピレーション源にしたコレクション。レザーを使ったマイクロミニ丈のスカートにロングブーツを合わせたルックなどで、近未来的な世界観を表現した。今シーズンは、「1つ1つのルックに個性やキャラクターが表れるものにしたい」とアン=クリエイティブ・ディレクター。よりコンセプチュアルなタッチで、ミニ丈トレンドを解釈した。
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