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「ナイキ」の人気ランシュー“ペガサス”が進化 東京マラソン日本人トップ選手も絶賛

 「ナイキ(NIKE)」は、新作ランニングシューズ“ナイキ エア ズーム ペガサス 39(NIKE AIR ZOOM PEGASUS 39)”を4月21日に会員限定で発売し、29日に一般発売する。ベルクロの開閉でスムーズに着脱できる“フライイーズ(FLY EASE)”モデルも用意する。いずれも価格は税込1万4300円。

 “ペガサス”は、“あらゆるランナーのためのシューズ”として1983年に誕生し、ファンランナーからエリートランナーの練習にまで対応するシリーズだ。新作の特徴は大きく二つで、一つはフィット感の向上だ。通常よりも柔軟なエンジニアードメッシュアッパーを採用したほか、シュータンとかかと周りにパッドを付けた。中足部にはシューレースと連動してフィット感を高めるフライワイヤーとバンドを組み込んだ。

 もう一つは、反発力をもたらす“ズーム エア ユニット”を前足部とヒール部分の2カ所に付けたこと。前作の“ペガサス 38”は前足部のみだったが、前後に付けることでよりスムーズな体重移動と蹴り出しを実現させた。ミッドソールは前作に続き、「ナイキ」で最もクッション性に優れた“リアクト フォーム”を使い、かかとを幅広に設計して安定感と耐久性を高めた。ラストも前作同様につま先にゆとりのある設計で、日本人の足にもなじみやすいという。

 メディア向けのオンライン説明会には、3月の東京マラソンで日本人男子トップの4位入賞を果たした鈴木健吾選手と、日本人女子トップの8位に入賞した一山麻緒選手が登壇した。普段から練習で“ペガサス”を愛用しているという二人は新作について感想を述べ、鈴木選手は「フィット感が高まり、すぐに足になじんだ。紐が緩みやすいところも改善されたと思う。5分台のジョグから3分台の早めの練習まで、一足でほとんどの練習をカバーできそう」とコメント。一山選手は「すごく柔らかな履き心地。地面の硬さが良い意味で伝わらず、疲労を感じて足に負担をかけたくないときの練習にも良いと思う。カラーリングも好み」と語った。

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