「ロエベ(LOEWE)」は4月14日、カプセルコレクション“パウラズイビザ”の最新作を発売した。カルト的人気を誇ったショップ「パウラズ」にちなんだ毎夏恒例のユニセックスコレクションで、“スペイン・イビザ島の解放感”と“自由”をテーマとする。
伊勢丹新宿本店(本館1階ザ・ステージ、4月13~19日)を皮切りに全国5都市でポップアップストアをオープンし、“アナグラム バスケットバッグ ミニ”を先行販売するほか、特設サイトからの事前登録者にはオリジナルネイルシールをプレゼントする。
東京レインボープライドにも協賛し、渋谷・表参道エリアでレインボーに彩ったバスを運行する。バスのMCとして、動画クリエイターのkemioやドラァグクイーンのブルボンヌが登場するスペシャルライドも予定する。
さらに4月15日から6月19日まで、ファッションビルの京都バル内で「パウラズ」50周年アーカイブ展を行う。1970年代に撮影された写真や、当時のドレスや帽子を展示する。
ジョナサン・アンダーソン(Jonathan Anderson)「ロエベ」クリエイティブ・ディレクターは、「イビザ島は、非日常を味わえる場所。今年の“パウラズイビザ”コレクションは、イビザ島を“終わりなきパーティー会場”と捉えて製作した。セクシーで解放感に満ちていて、イビザ島の真髄である自由奔放な姿勢を表現した。カラーはリラックスしたピュアホワイトを基調としつつも、対照的にビビッドで陽気なオレンジ、ピンク、レッド、グリーンを用いた。チューブドレスやトップスなど、すべてのアイテムがユニセックスで、まさに“イビザ島の自由”を体現する」と話す。広告キャンペーンは、写真家のグレイ・ソレンティ(Gray Sorrenti)が担当した。