インポーターのグルッポタナカはこのほど、フランスブランド「デストレー(DESTREE)」の⽇本における独占輸⼊販売権を取得した。2023年リゾートコレクションからバッグとジュエリーを中⼼に扱いを開始する。
「デストレー」は15年にパリで創業。ジェラルディーヌ・ギヨ(Geraldine Guyot)共同創業者兼チーフ・ブランド・オフィサー(CBO)と、ラエティシア・ロンブローゾ(Laetitia Lumbroso)共同創業者兼最⾼経営責任者(CEO)が⼿掛ける。ギヨCBOは英国のセント・マーチン美術大学の修士課程で美術史を学び、現代美術家にインスピレーションを得たバッグとジュエリーを製作している。また、ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSY LOUIS VUITTON)会長兼CEOの次男である、アレクサンドル・アルノー(Alexandre Arnault)「ティファニー(TIFFANY & CO.)」プロダクトおよびコミュニケーション部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントの妻でもある。
⽥中タキ グルッポタナカ チーフ・マーケティング・オフィサーは、「ギヨCBOと初めて会ったとき、ブランドについてはもちろん、SDGsやシスターフッド(女性同士の連帯)について話して、すぐに意気投合し、契約に至った。⽇本総代理店として直営店の運営や卸、PRからセールスまで⼀貫して⾏い、⽇本のみなさまに⻑く愛されるブランドを⽬指したい」と話す。