ビューティ

「アットコスメトーキョー」の特設フェムケア売り場が計画を上回り好調 客層に変化も

 アイスタイルリテールの旗艦店「アットコスメトーキョー(@COSME TOKYO)」(東京・原宿)は、フェムケア関連商品を集めた売り場を5月10日まで展開している。月経カップや吸水ショーツ、デリケートゾーン用ソープのほか、フレグランスやシートマスクなど“フェムケア初心者”にも取り入れやすいライアップを2階特設棚で取り扱う。同社はサステナブルな社会の実現に向けて「@ COSME SUSTAINABILITY」と題したさまざまな取り組みを推進しており、今回もその一環で実施する。

 同売り場の開始1週間の売り上げは、計画比70%増を超え好調に推移。売れ筋は香りも楽しめるデリケートゾーン用ソープ「イロハ インティメートケア(ILOHA INTIMATE CARE)」シリーズや使い捨て布ナプキン「フリーナ(FREENA)」、臭いや黒ずみ対策のデリケートゾーン用「オーガニックフレグランスクリーム マプティ(MAPUTI)」など。「これまでは目立たない場所にあり一人でお買い物される方が多かったが、今回は開けた場所に展開したことから友人同士やパートナーと商品をご覧になる方が多い印象」と担当者は分析する。

 国内最大の美容口コミサイト「アットコスメ」でも、出現数は多くないものの「VIO」「デリケートゾーン」というワードの出現率は2020年以降右肩上がりに伸長している。これまで人前で話題にしにくい女性特有のテーマと捉えられてきたが、商品やサービスを目にする機会が増え生活者の関心が高まり、話題にしやすい環境が少しずつ醸成しつつある。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。