座右の銘は「泣かぬなら 笑わせてみせよう ホトトギス」。ZOZOTOWN立ち上げメンバーで、「ファッションチアリーダー」に就任した武藤貴宣氏が、ファッションへの愛と明るい未来について、ゆるく語ります。
(前回から続く)
2月に「ファッションチアリーダー」に就任しました。
言ってみれば、2019年9月12日に前澤(友作)さんがZOZOを辞めて以来、僕はずっと前澤ロスだったんです。これまでお話ししたとおり、前澤さんは「俺では限界だ」というのも見えていたと思いましたし、実際よくそれで退任を決断したと感心しました。同時に僕のような古参に対するメッセージとして、「おまえらはこれからどうするんだ」的なものも感じました。
じゃあ、自分はどうやって生きていくべきだろうだろうか。武田邦彦先生も対談でおっしゃっていましたが、「このままのほほんとゴルフやって、調子よく生きていくのもいいけど、本当にそれでいいの?」というのを、突きつけられている気がして。この2年余り、前澤ロスとともに答えを探す中で、「ファッションチアリーダー」という答えにたどり着いたんです。
僕は本当にファッションが好きで、ファッションに生かされていると思っています。運も当然あっただろうし、育ってきた環境もあったと思いますが、ファッションに携わってきたおかげで、人生が豊かになりました。ある意味、ファッションで得をしてきた人間です。武田先生もおっしゃっていましたが、一般的には、ファッションって特殊なもの、見た目がしゅっとした、日本人口の1割だけのもの、みたいに思われているのかもしれません。でも、僕はファッションが嫌いな人はいないと思っていて。おいしいものが嫌いな人、いないじゃないですか。それと一緒です。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。