ファッション

「グッチ」がミヤシタパークでハリウッドグラマーの世界体感イベント 3つの見どころ&食べどころを大紹介

 「グッチ(GUCCI)」は4月23日、東京・渋谷のミヤシタパークで、2022年春夏に相当する「グッチ・ラブ・パレード」コレクションを体感できるイベントをスタートする。22日に報道陣に公開した。5月31日まで。「グッチ・ラブ・パレード」を発表したアメリカ・ロサンゼルスのハリウッドならではのグラマラスな魅力を「グッチ」らしく再解釈したイベントは、ミヤシタパークに構える「グッチ」の店舗と、同じ施設内に期間限定オープンするスニーカーの特設ストア「グッチ・スニーカー・ルーム」、そしてさらに同じ施設内のホテル「シークエンス ミヤシタパーク」4階のカフェ「ヴァリー・パーク・スタンド」の3カ所で展開する。

 「グッチ」の店舗は、通常のディスプレーを大幅に入れ替えた。店舗の外壁も「グッチ・ラブ・パレード」を象徴する星のモチーフに彩られ、圧倒的な存在感を放っている。1階は、5つのスペースに区分して往年のハリウッドスターの自由なスピリットや多様性を表現した「グッチ・ラブ・パレード」コレクションを世界観ごとにディスプレー。期間中は、日本未展開のサンプルもディスプレーして、「グッチ・ラブ・パレード」コレクションの世界観を余すことなく伝える。

 2階には、ショー会場となったハリウッド大通りにいるかのような写真を撮影できるブースのほか、撮影の待ち時間にスターが楽しんでいたようなビリヤードやダーツなどのレトロなゲームルームを設けた。ピンクの空間は、名女優のバックステージをイメージしたもの。「グッチ・ラブ・パレード」コレクションから、名女優にぴったりのボールガウンなどを展示するほか、発売したばかりの化粧下地“グッチ セラム ドゥ ボーテ フリュイド マティフィアン”までをディスプレーした「グッチ ビューティ(GUCCI BEAUTY)」にも注目だ。キオスクのようなスタンドでは、ロサンゼルスのムードを感じるポストカードや新聞をフリーで持ち帰ることができる。

 「グッチ・スニーカー・ルーム」には、アッパーにニットを採用した“グッチ ラン”のほか、日本で先行販売する商品を並べた。多彩なデザインのスニーカーは、「グッチ デコール」の椅子に座りながら試し履きできる。スニーカーに特化したショップは、ストリートカルチャーの発信地であるミヤシタパークにオマージュを捧げたものだ。

 「グッチ・カフェ バイ ヴァリー・パーク・スタンド」は、「グッチ」らしい折衷主義の空間にミヤシタパークの解放的なリラックス感が加わり、ハイパーミックスが加速したよう。ここで提供するのは、ハリウッドのイタリアンバルをイメージしたフード&ドリンク。ティラミスやGGモチーフのカフェラテから、サーモンをのせたオープンサンド、イタリアのスパークリングワインの「フランチャコルタ(FRANCIACORTA)」までを楽しむことができる。

 「グッチ」のクリエイティブ・ディレクターを務めるアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)は昨年11月、映画の制作会社でアシスタントとして働いていた母への愛、母が活躍していた頃のシネマ業界を思わせるグラマラスなレトロ&ノスタルジックなどを表現した「グッチ・ラブ・パレード」コレクションを、夜のハリウッドの目抜き通りを封鎖して発表している。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。