2022年度「メットガラ(MET GALA)」が5月2日、ニューヨークのメトロポリタン美術館(The Metropolitan Museum of Art)で開催される。「メットガラ」は同美術館で行われるファッション展覧会のオープニングを飾るイベントで、今年はアメリカのファッションを探求した21年に引き続き、“イン アメリカ:アン アンソロジー オブ ファッション(In America: An Anthology of Fashion)”をテーマとする。ドレスコードは、「ギルディッド・グラマー(Gilded Glamour、金色に飾られた魅力)」。1870〜90年代のアメリカにおける“金ピカ時代”を着想源としている。
「メットガラ」と同テーマで開催する展覧会は、7日からメトロポリタン美術館でスタートする。同美術館ディレクターのマックス・ホライン(Max Hollein)によると、社会的正義やアイデンティティー、多様性(ダイバーシティー)を意識したキュレーションを通じて「アメリカのファッションの変遷を表現する」という。
イベントの来場者リストは非公開となっているものの、常連ゲストのケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)、キム・カーダシアン(Kim Kardashian)、ジジ・ハディッド(Gigi Hadid)らは参加すると見られている。ホストには22年3月、俳優のブレイク・ライヴリー(Blake Lively)、ライアン・レイノルズ(Ryan Reynolds)、レジーナ・キング(Regina King)、作曲家や俳優としてマルチに活躍するリン・マニュエル・ミランダ(Lin-Manuel Miranda)が就任した。
多くのセレブリティーが華やかなレッドカーペットファッションを披露することで、“ファッションの祭典”とも称される「メットガラ」。同イベントを主催する「ヴォーグ(VOGUE)」は、イベントやレッドカーペットの様子をウェブサイトやSNSで配信する。