富山県随一の規模を誇る宇奈月温泉郷は、1923(大正12)年の開湯以来多くの文人墨客から愛されてきた。四季折々の表情を見せる黒部峡谷の山々を望める温泉地で6月18日、音楽祭・“サウンド・オブ・セレネ(Sound of Selene)”が開催される。
会場となる黒部市芸術創造センター セレネ(以下、セレネ)は、レンガや木を多用した卵型の大ホールと、黒部峡谷の魅力を芸術を通して発信する美術館を兼ね備えた文化施設だ。“サウンド・オブ・セレネ”は、自然との調和をテーマに厳選したミュージシャンを招くシリーズイベントとして誕生した。初回となる今年の出演アーティストは、感情を揺さぶるソングライティング力と歌声で魅了するシンガーソングライターの安藤裕子と、ビートミュージックシーンを牽引する存在である一方、ジャズとクラシックを融合した独自スタイルでピアノ一本の即興演奏も行うキーボーディスト、プロデューサーのKan Sanoの2組。
チケットは、5月1日からチケットぴあ、アーツナビで発売を開始する。今チケットには、セレネに併設する美術館やカフェの割引が適用される。宿泊とセットのオプションプランも5月初旬からセレネの特設サイトで展開する。
■サウンド・オブ・セレネ
日程:6月18日
時間:16:00~18:30
場所:富山県黒部市芸術創造センターセレネ 大ホール
住所:富山県黒部市宇奈月温泉6-3
出演:安藤裕子、Kan Sano
料金:全席指定6000 円(高校生以下3000 円、未就学児入場不可)