「WWDJAPAN」4月25日売り号「サステナブル素材って何?」特集は読者の中でも特に、服の企画やデザインに携わる人たちへ届けたく企画した。最近、編集部は「サステナブルな素材ってつまりどういうこと?」という質問を受けることが多い。そして答えに窮する。ファッション産業のサステナビリティ・シフトは進んでいるが、「サステナブルな素材って何?」の正解をズバッと答えられる人はいないだろう。なぜなら原料、生地、加工、副資材など服作りの全工程で技術が進化しており選択肢が増えているからだ。「答え」を最終的に導き出すのはそれぞれのブランドや企業の指針だ。とはいえ、何かしらの指針がなくては進みづらい。
そこで、本特集ではアパレルの企画担当者たちの声を元に選んだ5つの課題に焦点を当てる。①コットンは持続可能か②広がるリサイクルポリエステルのバリエーション③ポリエステルの代替え素材④ラグジュアリー×サステナブルな表現⑤環境に配慮した染色—。その課題に対して、2人の専門家による対談から「これからの考え方」を、そして企業の取り組み実例を通じて具体的な選択肢を紹介する。服作りを通じて社会をよりよくする方法がたくさんあることを知ってほしい。(この記事はWWDジャパン2022年4月25日・5月2日合併号からの抜粋です)
コットンは持続可能か
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