良品計画とローソンは5月2日から、ローソン店舗に「無印良品」の商品を本格導入する。今後約半年間で、関東甲信越地区約5000店のローソンに専用什器を導入して商品を展開。その後、「2023年中を目処に全店へ拡大する」(発表資料から)。ゆくゆくは、共同でのPB商品開発やサービス開発なども目指しているという。
導入商品は「無印良品」が“生活の基本”と位置付ける約200型で、靴下(税込230円)、化粧水(携帯用250円〜)、レトルトカレー(250円〜)ノート(70円〜)、菓子類など。ローソン各店の立地や客の声に合わせて、品ぞろえは協議していく。
良品計画とローソンは20年6月から、実験的に一部のローソン店舗で「無印良品」商品を販売していた。実験時の展開店舗は東京、千葉、埼玉の約110店。良品計画はローソンという生活導線の中に売り場を組み込むことで、より幅広い層に商品を届け、生活者の利便性を高める狙い。