ビューティ

大坂なおみのスキンケアブランドがウォルマートで販売開始

 テニスの大坂なおみ選手が手掛けるスキンケアブランド「キンロ(KINLO)」が米国のスーパーマーケット、ウォルマート(WALMART)で販売を開始した。同ブランドは2021年9月にウェブサイトでデビューし、小売りに進出するのは今回が初めて。人気の日焼け止めをはじめ顔やボディー用の乳液やオイルなどをラインアップし、全米2500店舗およびウォルマートのECサイトで販売中だ。価格帯は4.97〜11.97ドル(約620〜1500円)。

 大坂選手は米「WWD」のメールインタビューに対し「ウォルマートへの進出は『キンロ』にとって大きなマイルストーンで、デビュー時から目指していたこと。幼い頃から慣れ親しんだ店で自分が作った製品が並ぶことをとても誇らしく思う。ウォルマートとのパートナーシップがかなえるのは、さらなるアクセシビリティ。住んでいる場所や肌色関係なく、より多くの人にサンケア製品を手に取ってもらいたい」とコメントした。

 ブランドにとって、サンケアに対する啓蒙活動は大きな要素の一つだ。ミア・ミーチェム(Mia Meachem)=ブランドプレジデントは「対面での消費者とのつながりを強化していく。その一環として、日焼け対策にまつわる啓蒙イベントを積極的に行う」と話す。

 ウォルマートは近年、ビューティ製品を拡充させている。今年に入ってイギリスのプレステージ化粧品セレクトショップ、スペース NK(SPACE NK)と協業。その前はインディーブランドの取り扱いを始めた。「キンロ」の製品は、有色人種向けのヘアケア製品の棚に並ぶという。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。