百貨店からショッピングセンター、個店、ECまで、さまざまなショップを覆面調査員がリポートする連載「ミステリーショッパーが行く!」。今回は1994年に開業した兵庫・神戸三宮の商業施設「神戸バル」を調査。地下2階から地上6階の8層で、延べ床面積約9000m2の本館と、本館周辺に点在するアネックス4棟で構成する。本館には「スリー」「イソップ」などのコスメやカフェ、アネックスには「ロンハーマン」「エストネーション」などが入る。大丸やオーパ、マルイなども集まる買い物激戦区において、長年愛される同SCの実力は?(この記事はWWDジャパン2022年3月28日号からの抜粋に加筆をしています)
■今回の担当調査員
黒田朱里(38)
PROFILE:広告代理店出身。結婚と同時に大阪へ転居。現在はマネジメント業を営み、東京と大阪でのデュアルライフを送っている。関西に来てから百貨店ファンに。買い物は、とことん吟味してから買う慎重派。調査員歴4年
野田肇(26)
PROFILE:広告代理店勤務。営業として都市型SCの広告立案や販促を経験し、現在は百貨店・SCのマーケティングに携わる。学生時代からヨーロッパの古着が大好きで、将来の夢は古着屋の経営。調査員歴2年
調査日時:黒田調査員2022年3月15日(火)11:00〜 晴れ 14℃ 野田調査員2022年3月21日(月)16:00〜 曇り 12℃
ILUUSTRATION:ERI KOJIMA
【環境・施設】
黒田:JR元町駅から歩いて5分程度。三宮駅からも徒歩圏内で、三宮本通り商店街を抜けた先にあります。三宮のお買い物どころにあるSCです。
野田:外観も内観もきれいに保たれています。リニューアルが5年前とは思えません。本館の敷地面積は大きくないものの、空間使いがうまいためゆったりと回遊できます。各フロアにしっかりと休憩スペースを確保しているのも良かった。
黒田:大きな窓が多く、採光を上手に使っている店舗も目立ちましたね。SCだけど、大きなセレクトショップのような気持ちいい空間でした。アネックスは街の一角のようで、行き来するだけで楽しい。ただ、街になじみすぎて、どこまでがアネックスなのか分かりづらかった(笑)。
【MD】
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