歌手のジャスティン・ビーバー(Justin Bieber)がデザインに携わる「ドリューハウス(DREW HOUSE)」は12日、ラグジュアリーECサイトの「エッセンス(SSENSE)」での販売を開始した。これによりブランドのECサイトだけでなく、初めてグローバルで展開する。
「ドリューハウス」は2018年、ライアン・グッド(Ryan Good)=クリエイティブ・ディレクターとジャスティン・ビーバーが共同で設立。スマイリーフェイスを使ったロゴをアイコンに、ジェンダーニュートラルなストリートウエアを扱う。価格帯は、6500円〜5万3500円。ジャスティンは全体のクリエイティブやデザイン、ブランド周知などに関わっている。
グッド=クリエイティブ・ディレクターは今回のローンチに際して、「『エッセンス』チームとは時間をかけて話し合いを重ね、さまざまな価値観を共有していることに気がついた。本当に素晴らしいチームで、我々のストーリーを語る機会を提供してくれて感謝している。グローバル展開によって、日本にいるファンとの交流の機会が増えてワクワクしている。日本でもポップアップなど、フィジカルな体験を提供していきたい」とコメント。
3月にはグローバル展開に先駆け、カナダのモントリオールにある「エッセンス」の旗艦店で、「ドリューハウス」のポップアップを開催。「誰もがコミュニティーの一員であると感じられるようにしたかった。ポップアップの壁には来場者がそれぞれ自由に書き込めるインスタレーションを設置。誰もが歓迎されて、喜びを感じられる場所の構築を目指した。ジャスティンも現地を訪れ、店内の様子に感銘を受けていた」とグッド=クリエイティブ・ディレクター。会場ではアパレルに加えて、ぬいぐるみやインテリアもそろえた。中でも人気を集めたのは、主力商品の一つであるサンダルだったという。