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日本酒「サケハンドレッド」が銀座並木通りにブランド初の実店舗を今秋オープン

 【追記】今秋オープン予定だった「サケハンドレッド ギンザ トウキョウ」は、資材費高騰などの諸事情により出店計画を一時見直している。

 日本酒事業を手掛けるClearは、日本酒ブランド「サケハンドレッド(SAKE HUNDRED)」初の実店舗となるフラッグシップストア「サケハンドレッド ギンザ トウキョウ(SAKE HUNDRED GINZA TOKYO)」を東京・銀座の並木通り(東京都中央区銀座6丁目6-5)に今秋オープンする。

 2018年のブランド設立以来、オンラインを中心にブランド展開を行ってきたものの、よりリアルな場で「サケハンドレッド」を体感してほしいという思いから、実店舗のオープンに至ったという。同店では、日本酒のセラーに囲まれた空間で商品を販売しブランドストーリーや商品の魅力を伝えるほか、「サケハンドレッド」各商品と料理のペアリング提供を行う。

 生駒龍史「サケハンドレッド」ブランドオーナーは「私たちは、銀座と日本酒の魅力には、多くの共通点があると感じています。歴史性・伝統性・そして革新性。『サケハンドレッド』はこの銀座という場所から、新しい一歩を踏み出します。日本酒の輸出は12年連続で伸びており、世界での評価はさらに高まっています。世界に日本の魅力を届ける銀座にラグジュアリーな日本酒ブランドが出店することは、これから回復が期待されるインバウンドニーズの観点でも相性が良いと考えました」と語った。

 2008年〜15年までエルメス本社副社長を務めた、齋藤峰明Clear取締役は「私は過去に『エルメス(HERMES)』で、銀座に日本最大の店を出店したことがあります。そもそも当時、銀座には海外ブランドの直営店は数えるほどしかなく、この歴史的に由緒ある場所で、どのように違和感なくエルメスの世界を表現できるかを熟慮しました。今回の『サケハンドレッド』の出店が違うのは、扱う日本酒が『日本文化』そのものであることです。日本文化にも造詣と愛情深い人々が集う街であるからこそ、真摯に謙虚な気持ちでこのブランドを育んで行くことが大事であると考えています」とコメントした。

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