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美容クリニックユーザーにも訴求 パナソニックの美顔器に高機能アドバンスドラインが誕生

 パナソニックは、美容クリニックに学んだ技術でエイジングケアできる高機能美顔器2製品を7月1日に発売する。5月下旬からアンバサダー美容クリニックの恵比寿ウエストヒルズクリニックとアオハルクリニックで先行体験を実施する。アンバサダー美容クリニックは今後店舗数を拡大する予定だ。

 高機能アドバンスドラインとして展開する“フォト ブライトショット EH-SL85”(税込7万6000円※編集部調べ)は、同社の光技術の研究から生まれたブライトケア専用の美顔器。皮膚科専門医監修のもと開発を行い、研究を続けてきた光技術を応用した高出力の赤色LEDとIPLという異なる2種類のフォトフラッシュを搭載する。くすみの原因の一つとなる古い角質が堆積した肌に照射することで、角質くすみを取れやすくし、キメが整った明るく透明感のある肌へと導く。1回約10分で全顔をケアでき、使用前後の冷却やジェルも不要で、使用後すぐにメイクすることも可能といった使いやすさにこだわった。

 “バイタリフト かっさ”(税込3万7000円※編集部調べ)は、2019年に発売した“温感かっさ”を好評のかっさ形状や使用感はそのままに、「お風呂で使用したい」「EMSでより深い悩みを解決したい」という進化を求める顧客の声を受けて開発。「筋肉の収縮と弛緩を繰り返す5Hz」と「収縮が持続する25Hz」の2種類の緩急をつけた波形を組み合わせた独自開発の「デュアルダイナミックEMS」を搭載する。EMS電極をかっさのカーブ形状に適切な位置で配置することで、目元や口元などの気になる部位にフィットさせ、肌を引き上げながら使うことができる。これにより肌の上をすべらせるだけで、自分では鍛えにくい複雑な表情筋のトレーニングが可能に。1台で頬やフェイスライン、ほうれい線などの顔周りからデコルテ、二の腕やボディーまでケアすることができる。

 パナソニックは1970年にスチーマーの初号機を発売して以来、52年間にわたり消費者の肌悩みと向き合いフェイスケア家電市場をけん引してきた。高機能アドバンスドラインは、エイジングに対する美容意識の高まりと、コロナ禍での肌悩みの増加により、自宅でのセルフケアにもより高い効果実感を求める人が増加していることを背景に開発に至ったという。年々増加する美容クリニックユーザーのセルフケアニーズの取り込みや、従来のケアでは満足できない、自宅で本格的なケアをしたいという人をターゲットにする。

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