ビューティ

ロレアルが大注目の香水「バイレード」を買収間近とのウワサ 売上高120億円以上の大型買収成立か?

有料会員限定記事

 世界最大のビューティ企業ロレアル(L’OREAL)が、「バイレード(BYREDO)」を買収するのではないか?とのウワサが複数浮上している。業界筋は、「契約は結ばれていないが、間近にある」という。買収が実現すれば、2021年の5月にロレアルのトップに就任したニコラ・イエロニムス最高経営責任者(CEO)の体制になって、はじめての大型買収になりそうだ。

 「バイレード」は2006年、もともとプロのバスケットボール選手だったベン・ゴーラム(Ben Gorham)が27歳のときに創業。近年カラーコスメ、レザーグッズ、アイウエアとカテゴリーを拡大している、今もっとも注目を集めているラグジュアリー・フレグランス・ブランドだ。「バイレード」の売り上げは現在、1億ドル(約127億円)を突破していると見られ、売り上げは今も堅調。アメリカでは、売り上げのほぼ半分を現在も香水が担っている。現在は、同じくフレグランスの「ディプティック(DYPTIQUE)」や、ニューヨークのスキンケアブランド「マリン&ゴッツ(MALIN+GOETZ)」、イギリスの小売店スペースUK(SPACE UK)」などを所有する投資会社マンザニータ(MANZANITA)が所有しているが、同社は昨年の9月に売却の検討をスタート。このため、ゴールドマンサックス(GOLDMAN SACHS)に協力を要請しているという。

この続きを読むには…
残り171⽂字, 画像0枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

“カワイイ”エボリューション! 2026年春夏ウィメンズリアルトレンド特集

「クワイエット・ラグジュアリー」の静寂を破り、2026年春夏のウィメンズ市場に“カワイイ”が帰ってきました。しかし、大人がいま手に取るべきは、かつての「甘さ」をそのまま繰り返すことではありません。求めているのは、甘さに知性と物語を宿した、進化した“カワイイ”です。「WWDJAPAN」12月15日号は、「“カワイイ”エボリューション!」と題し、来る2026年春夏シーズンのウィメンズリアルトレンドを徹…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。