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「無印良品」が楽しく学べる防災イベントを全国に拡大 地域ごとの災害特性に対応

 「無印良品」を運営する良品計画は、これまで新潟・直江津などで行ってきた防災イベント「いつものもしも CARAVAN」を全国に拡大する。5月21、22日には、良品計画本社からもほど近い東京・東池袋のとしまみどりの防災公園で豊島区後援のもと実施。荒天だった初日は約1500人の来場だったが、天気にも恵まれた2日目は約7000人が来場したという。

 同社は2011年から、「いつものもしも」と題し、同社で販売している商品を含む日用品を災害時などにも役立てるための発信をしている。イベント「いつものもしも CARAVAN」は、防災知識を楽しみながら学べる仕立てになっており、2020年秋に直江津で初めて実施。「予想以上に反響が大きく、2日間で約2000人の人出があった」(河村玲・良品計画執行役員ソーシャルグッド事業部部長)ことから、21年秋に2回目も実施。また、東京・昭島でも開催実績がある。

 今後は、6月4、5日に岐阜・各務原、7月2、3日に広島、10月29、30日に直江津で予定している。「必要な防災知識や準備は地域によって異なる。地域ごとに異なるニーズに対応した防災プログラムを提供することが、各地に店舗を持つわれわれがこうした取り組みをすることの意義」。ゆくゆくは47都道府県で同様のプログラムを実施していきたいという。

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