アプリの開発プラットフォームのヤプリ(YAPPLI)は、オンラインセミナー「UPDATE 2022」を本日からスタートした。初日となった本日24日の先頭バッターは、「アトモス」を運営するフットロッカー・アトモスジャパン(Foot Locker atmos Japan、旧テクストトレーディングカンパニー)の本明秀文社長が、光文社の編集者の杉本洋樹氏との対談形式で登場。「アトモス」を通じて現在のスニーカーブームの仕掛け人の一人である本明社長は、「隠れたマニアは地方にいて、そういった人たちがブームを下支えしている。ではどうやってそうした人を掘り起こすか。それにはやっぱりリアルな場で五感を使っていかないと。地方でイベントをやって話して一緒にご飯を食べて、そうなると友だちになっていく。そうやってマニアを巻き込んでいくと、彼ら/彼女らが次のイベントのときに友だちや家族、知人を連れて参加する。僕らはそういった人たちの顔がわかるし、イベントでどこで座るかもわかる。そういった取り組みがその土地でコミュニティを作っていく」と語る。
「アトモス」の今後についても、「こういった取り組みを今後はアジアにも広げていきたい。でも商売は一筋縄ではいかないもの。そうやってタイでイベントをやって現地で来てくれた人たちと一緒にご飯を食べたときには食が合わずに一週間腹を下したこともあった。いまはデジタルで便利になったけど、こういったことをどれだけ積み重ねられるか。これが熱狂を生んでいく」。
ヤプリのオンラインセミナーイベント「UPDATE 2022」は本日から5月27日までの4日間の開催。「FR2」などを運営するせーのの石川涼社長、千疋屋総本店の大島博社長、ノザイナーの太刀川英輔代表ら各界のキーパーソンたちが明日以降も登場する。