ゴルフが今、コロナ禍で密にならないレジャーとして注目を浴びている。若年層のプレイヤーも増え、新たなゴルフウエアブランドが続々と登場。ストリートスタイルと融合した普段着にもなるウエアや、DJブースを設置したゴルフ施設など、タッチポイントが大きく広がり“エンタメ化”が進んでいる。この記事では、注目の新ブランドとラインを紹介する。
「ハイプビースト(HYPEBEAST)」のゴルフ情報サイトからアパレルが登場
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「ハイプビースト」が運営するゴルフ情報サイト「ハイプゴルフ(HYPEGOLF)」とジュンが協業し、アパレルラインを立ち上げた。“ストリートゴルフ”をテーマに、グラフィックにこだわったフーディーなど、日常でも使えるアイテムをそろえる。
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スタイリスト樋田直子のゴルフウエアブランド「TMG」
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ブランドカラーのターコイズをはじめ、イエローやグリーンなど遊び心あるカラーがそろう。キャップには紫外線はもちろん、シワやたるみの原因になるといわれる近赤外線を99%カットする遮熱素材“コカゲル”を採用するなど素材にもこだわっている。
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モデルのマギーと「リン(WRINN)」がコラボしたゴルフウエアライン“マギー×リンゴルフ”
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ユーチューブに「マギーズゴルフ(MAGGY’S GOLF)」チャンネルを持つモデルのマギーが“サステナブルファッション”を掲げる「リン」とコラボしたゴルフウエアライン。マギーは「かわいいはもちろん、少しでも地球のためになった方が、着ていていっそう心地良いはず」とコメントした。
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「エイミーイストワール(EIMY ISTOIRE)」のゴルフブランド「エイミーゴルフ(EIMY GOLF)」
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20~30代の女性をターゲットにする「エイミーイストワール」のゴルフラインで、パステルカラーやフローラルパターンなどブランドのフェミニンな世界観がそのまま反映されている。インターネットでは“韓国っぽい”と支持を集めており、普段のコーディネートにも取り入れられるアイテムがそろう。
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ゴルフ以外のシーンでも着用できる「スイクゴルフ(SUIC GOLF)」
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スポーティーな素材を使用しながら、ミニマルかつモダンなデザインが特徴で、SNSを中心に話題に。カラーは、ゴルフ場の自然に溶け込むように空や芝、土などから着想を得たカラーを選んでいる。
全商品に機能素材を用いたゴルフライン“サタデーズ ゴルフ(SATURDAYS GOLF)”
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「サタデーズ ニューヨークシティ(SATURDAYS NYC)」のゴルフライン。コーデュラ(CORDULA)の“4ウエイストレッチナイロン”を使用したセットアップや、はっ水・防風機能を持ち軽量な“ストームフリース”素材のプルオーバーなど、全商品に機能素材を採用している。
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パル初のゴルウエアブランド「トゥレス(TWOLES)」
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ゴルフとストリートをシームレスにつなぐことがコンセプト。商品はユニセックスで、一見するとストリートウエアのようなアイテムが多く、ベーシックなゴルフウエアとは一線を画している。
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ユナイテッドアローズの新レーベル「ユナイテッドアローズ ゴルフ(UNITED ARROWS GOLF)」
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デジタルクロージングの3Dパターンメーキングを活用し、ゴルフスイングの動きに合わせて計測した着圧データをパターンに反映。機能性のみならず、ファッション性にもこだわり、ファッションブランドとのコラボ商品も企画していく。
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シューズとアクセサリーを中心とした「コンバース(CONVERSE)」のゴルフライン
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定番の“オールスター”のデザインを活かしながら、スイングの体重移動などゴルフ特有の動きやシチュエーションに対応した高機能のゴルフシューズなど「コンバース」らしいゴルフライン。キャディーバッグやヘッドカバーなどアクセサリーも充実のラインアップだ。
「ルシアン ペラフィネ(LUCIEN PELLAT FINET)」からスカルモチーフのゴルフライン
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カシミヤニットを主力とする「ルシアン ペラフィネ」から“ルシアン ペラフィネ エルピーエフジー(LUCIEN PELLAT FINET LPFG)”が登場。ブランドのシグネチャーであるスカルを刺しゅうや型押しであしらった小物などを発売した。
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「リー(LEE)」からワークウエアのディテールを残したゴルフウエア
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「リー」は、ゴルフウエアに特化した「リー ゴルフ(LEE GOLF)」を発表。“日常生活の延長線上にあるゴルフスタイル”を目指して、ワークウエアのディテールを残したオーバーオールなどをラインアップした。
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韓国で人気の「アー・ペー・セー(A.P.C)」のゴルフウエア
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「アー・ペー・セー」から派生したゴルフウエアの新ブランド「アー・ペー・セー ゴルフ(A.P.C GOLF)」。2022年春夏シーズンに韓国で先行してブランドを立ち上げ、好評を博し、22年9月日本に店舗をオープンする。
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変わるゴルフシーン
若者人気で“クラブ化”するゴルフ施設
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海外では、「トップゴルフ」というエンターテインメント性の高いゴルフ施設が人気だ。スタイリッシュな空間に大音響でクラブミュージックが流れ、施設内にはバーも併設するなど、アトラクションとしてゴルフの打ちっぱなしが楽しめる。ゲーム感覚でプレーできるモードを選択でき、よりカジュアルにゴルフが楽しめる。
日本では、既存の練習場にゲーム機能のある機械を導入することで、ゴルフ練習場のエンタメ要素をアップさせた施設が増えている。現在、スイング碑文谷など全国60以上の練習場で設置。神奈川県横浜市の「パームスプリングス ファミリーレストラン&ゴルフレンジ」では、施設にDJブースを設け、クラブのようにライトアップしたイベントを2022年4月に開催した。
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ゴルフウエアの市場規模はコロナ前を上回る
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矢野経済研究所が昨年12月に発表した国内スポーツアパレル市場の調査によると、ゴルフウエアの市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、コロナ前の2019年が909億円に対して、21年は910億円とコロナ前を上回り、22年には960億円まで上昇する見通しだ。
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