シュワルツコフ プロフェッショナルから今春、クレイを使った新ヘアカラーブランド「テラ(TERRA)」がデビューした。頭皮や髪への優しさを追求しながらも、一般的なナチュラル系カラー剤のイメージを覆す色持ちと艶感を実現。クレイが髪に高密着するため、染料の浸透・発色がいい。その密着性で高配合オイルの浸透が高まり艶が持続することや、自然素材をベースとしていることも特徴だ。
ワンランク上の“プレミアムカラー”として導入するヘアサロンが増える中、シュワルツコフ プロフェッショナルでは、取り扱いサロンに対して「テラ」の使用感に関するアンケート調査を実施した。その回答で特に目立っていたのが「色持ちがいい」という意見。実際、同社による実験の結果、旧製品よりも色持ちが約41%アップしたことが明らかになっている。
コロナによる行動制限はなくなったものの、いまだにウィズコロナの状況下で、サロン顧客の来店頻度は少ない傾向が続いている。そこで重要視されるのがヘアカラーの色持ちで、持ちのよさでカラーデザインを決めるサロンユーザーも多い。ここでは“色持ちのよさ”にフォーカスし、人気サロン「ハート(HART)」の浅輪香織代表のコメントもまじえ、「テラ」の特徴を明らかにする。
美しい色が長持ち
きれいな状態を維持しながら褪色
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「ハート」の浅輪代表のインスタグラムに投稿された仕上がりカット。「最近のお気に入り」だという、「テラ」の“リーフ”“マホガニー”“オーシャン”でカラーリングした。
「テラ」取り扱い店からは
「色持ちがいい」と評価
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「テラ」はクレイが髪1本1本までホールドし、染料と潤い成分をじっくり芯部まで届ける高密着・高浸透カラーだ。柔らかく塗りやすいのに、髪の根元でピタリと止まる操作性が特徴。頭皮にカラー剤をつけずに、髪の根元ギリギリまで塗ることができる上に、成分の88%(1・2剤混合時の平均値)が自然由来なので、幅広い世代に安心して提案できる。
「テラ」を使うと
次回来店時も髪色がきれいなまま
「カウンセリングでは、『今何が流行っていますか?』とか『私、何が似合いますか?』などと聞かれるケースが多い。けれども単にトレンドカラーや似合うカラーを提案するのではなく、例えば『おしゃれになりたい』とか『個性がほしい』とかなりたい女性像を聞き、その中からいくつかのパターンを提案をすることを一番大事にしている」と話す、人気サロン「ハート(HART)」の浅輪香織代表。ヘアスタイルにはファッションより先に、その人の女性像を左右する力があると確信している。
「『テラ』は落ち着いた色でも透明感や柔らかさを表現できるので、ナチュラルな女性像を目指すときによく使っている。特に最近の推しは“リーフ”で、人工的ではないシックなグリーンを表現できる。今までグリーン系は顔色がくすむと思っていたけど、『テラ』の“リーフ”は顔色もきれいに見える。あえてブリーチをしなくても、以前に行ったブリーチが残っている毛先や、伸びてきた根元部分など、部分的に入れてもかわいい」。
そのほか、「テクスチャーに独特の粘度があり、髪の根元ギリギリなど、狙った箇所にピタッと止まってくれる」「世界観やパッケージデザインがおしゃれ」などの特徴もあるが、特に驚いたのが色持ちのよさだという。「お客さまの来店周期は1カ月半が多いけれど、再来店の際、髪色は必ずチェックする。そのときの色の抜け過ぎや、色の落ち方によってはとても残念な気持ちになってしまう。その点『テラ』は色がすごく残っていて、抜けている部分も、カラーリング時の印象を残したままきれいに抜けている。白髪染めも含め、カラーリングの回数を減らせるので、ダメージ軽減にもつながるサステナブルなカラー剤だと思う」。
ヘアデザインがならぶ
ギャラリーのようなサロン
「ハート」
サロンのコンセプトは“ギャラリー”。「内装をギャラリーのようにし、お客さまのヘアデザインをアートだと意識している。“ヘアデザインを売る”という美容室の基本に戻り、(最近は個人でブランディングする美容師が増えているが)スタッフを育てて『ハート』というブランドサロンを作っていきたい」と浅輪代表は話す。
シュワルツコフ プロフェッショナル お客様相談室
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