「ケンゾー(KENZO)」は1日、Nigoアーティスティック・ディレクターが手掛けた2022-23年秋冬広告キャンペーンの第1弾を、ソーシャルメディアや公式サイトで公開した。今回をスタートに、シリーズとして毎月キャンペーンを発表し、それに合わせた限定商品やストーリーを展開していく。
初回である今回は、イギリスのフォトグラファー、サースタン・レディング(Thurstan Redding)が撮影。ビンテージ風のスーツケースや、ポピーがプリントされた洋服でパリの街を駆け回る様子を写した。なお、レディングは最初の3ストーリーのクリエイティブを担当する。
「ケンゾー」はフランスの百貨店、ギャラリー・ラファイエット(Galerie Lafayette)オスマン旗艦店で約1カ月、同ブランドのキーモチーフであるポピーの花などを取り入れた「フローラル&マキシマリスト(Floral and Maximalist)」をテーマにショーウインドウを飾るほか、2つのポップアップストアもオープンする。
Nigoアーティスティック・ディレクターは、「『ケンゾー』で手掛けた初めてのコレクションを、ようやく世に出すことができてうれしい」と語った。「ア ベイシング エイプ®(A BATHING APE®)」創業者のNigoは、21年9月に現職に就任。故・髙田賢三氏が初めてファッションショーを行ったロケーション、ギャルリー・ヴィヴィエンヌで、22年1月にデビューショーを行った。