富裕層特集および連載でおなじみの平山美春さんの結婚披露宴が5月14日、「ホテルニューオータニ(東京)以下、ニューオータニ」で行われた。平山さんは、2019年にイタリア・コモで挙式を行ったが、日本国内では新型コロナウイルスの影響で約2年延期になった。ここでは、「ニューオータニ」での平山さんの披露宴および、その裏側をリポートする。
取材協力:ホテルニューオータニ(東京)
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「ニューオータニ」に正午前に到着すると、多くの結婚式・披露宴が開催されていた。平山さんの結婚披露宴は夕方だったが、披露宴の準備は午前7時にスタート。会場のフラワーアレンジメントや音楽の生演奏用の機材の調整などが行われていた。平山さんの控え室に行くと、ヘアメイクが始まっており、披露宴で着用するオートクチュールドレス4着やジュエリーなどが準備されていた。平山さんに心境を聞くと、「昨夜は、緊張してあまり眠れませんでした。日本で無事に結婚披露宴を開催する日を迎えることができてうれしく、楽しみです。明日どうなるか分からない世の中なので、今日は、平和で楽しく穏やかな日にしたいです」と語った。
思い入れのある4着のクチュールドレスを着用
平山さんが着用したドレスは、「ジバンシィ(GIVENCHY)」「クリスチャン ディオール オートクチュール(CHRISTIAN DIOR HAUTE COUTURE以下、ディオール)」、そして「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE & GABBANA)」(アルタ モーダ=イタリア版オートクチュール)が2着の合計4着。平山さんは、「クチュールのドレスを全て見ていただくことにこだわりました。どのドレスにも思い入れがあるからです」とコメント。控え室には、結婚披露宴のマネジメントを行った三越伊勢丹の吉村朋代・伊勢丹新宿本店 外商部 第二担当 ストアアテンダント1 マネジャーの姿があった。彼女は、2019年のコモでの挙式もサポートし、日本の披露宴でも引き出物をはじめ、平山さんのヘアメイクの手配から当日のクチュールドレスの着付けまで担当。吉村さんは、「日本での挙式が延期された分、クチュールのドレスが増えましたね。そういう意味でも、楽しみが倍増しました。2人が出会ってからずっとサポートさせていただいているので感無量です」と話した。
コモの挙式で平山さんが着用したドレスは「ジバンシィ」と「ドルチェ&ガッバーナ」の2着。それに「ディオール」と女優のサラ・ジェシカ・パーカーが米「ヴォーグ(VOGUE)」の2021年12月号の表紙で着用した「ドルチェ&ガッバーナ」のドレスが加わった。クチュールの仕立てには仮縫いが数回必要だ。コロナ禍ではリモートで行うしかなかったが、「ディオール」のドレスは今年3月に平山さんがパリ・コレクションを見るためにフランス・パリ入りし、「ディオール」本店で最終フィッティングを行ったという。
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