国産オーガニックのスキンケア、ヘア&ボディーケア、インナーケアブランドの「ビー(BE)」は、天然由来成分100%配合の “オーガニックヘアオイル”を5月下旬に販売した。6月1日からは、ヘアオイルと東京利島産の椿櫛などの限定セットも用意している。東急プラザ銀座の旗艦店ビーオーガニックや公式ECに加え、伊勢丹新宿本店ビューティアポセカリー、オンラインショップのミーコにて取り扱い、エシカルセレクトショップやサロンでの販売も強化する。
同製品は、ダメージケアに優れたオレイン酸を含む東京利島産ツバキオイル、髪に艶を与える岩手県産ヒエヌカオイル、天然のシリコンとも呼ばれるエルカ酸を含むブロッコリーシードオイルなどを配合。さらに有機米・有機桑の実由来の美容成分、オリジナル発酵粕エキスを取り入れ、ヘアケアからヘアスタイリング、頭皮ケアまでが1本でかなう。中でもヒエは、国内における代表的な雑穀で、健康食品として注目を集めている一方、ヒエヌカはこれまで畑に肥料としてまいたり、一部を家畜のエサとして混ぜる以外に用途がなく、有効活用されていなかった。このヒエヌカに着目し、オイルやエキスを抽出。化粧品材料として開発し利用価値を高めたアップサイクル原料を成分として採用した。また、香りとしてローズマリー、ベルガモット、ラベンダーなどの精油をブレンドした。これらのハーブは、放牧地活性化プロジェクトの一環で栽培したものを含んでおり、CO2排出量の削減や景観の回復にもつながる。
「ビー」はスキンケアやヘア&ボディーケアラインにおいて、エコサートコスモス認証の取得や再生容器の採用など、サステナビリティな製品作りを推し進めてきた。今回、ヘアサロン業界で取り扱う製品の環境負荷の問題に着目し、ヘアオイルの発売に至った。「本製品を起点に、業界のサステナブルシフトの一助となりたい」とブランドを手掛ける稲垣大輔Be社長は述べた。
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