名古屋・栄に建設される「(仮称)錦三丁目25番地街区計画」の起工式が13日に行われ、併せて施設概要が明らかになった。名古屋の新しいランドマークとなる高さ211mの高層ビルに、パルコによる高級商業施設、米ヒルトンによる高級ホテル「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」、シネコンの「TOHOシネマズ」のほか、オフィスなどが入る。竣工は2026年3月、開業は同年夏頃を予定する。
三菱地所、パルコ、日本郵政不動産、明治安田生命保険、中日新聞社の5社が開発する。大津通りと広小路通りの交差点に面した一等地で、名古屋三越栄店や久屋大通公園と隣接する。
パルコ運営の商業施設は地下2階から地上4階の6フロアに入る。ラグジュリーブランドなどを中心とした高級ショッピングモールになる見通し。同じJ.フロント リテイリング傘下の松坂屋名古屋店、パルコの最大店舗である名古屋パルコと連携しながら、エリアの回遊性を高める。