ビジネス

南米1位の有名店「セントラル」が手掛けるレストラン「マス」が日本上陸

 レストラン経営や外食コンサルを行うグラナダ(GRANADA)は、南米ペルーの料理を提供するレストラン「マス(MAZ)」を、東京・紀尾井町の東京ガーデンテラス紀尾井町に7月1日にオープンする。同店は、ペルーを代表するレストラン「セントラル(Central)」のシェフ兼ディレクターであるヴィルヒリオ・マルティネス(Virgilio Martinez)と、彼が主宰する研究機関「マテル・イニシアティバ(Mater Iniciativa)」がデザインしたレストランだ。

 「セントラル」は、2021年に世界のベストレストラン50で4位、南米のベストレストランで1位を獲得した有名店。マルティネス=シェフは、料理を通じてペルーの文化や生物多様性、生態系の重要性を伝えてきた。同氏が13年に設立した調査機関「マテル・イニシアティバ」では、ペルーの食材と原産地を深く知るための研究や実験を行い、食でサステナビリティを推進している。「マス」のオープンには、これら全てを表現するため2年以上の準備期間を費やしたという。

 「マス」では、ペルーならではの標高の高低差が織りなす9つの風景と生態系を表現したコース料理“9つの異なる高度の旅(VERTICAL EXPERIENCE)”(税込2万4200円)と、“9つの異なる高度を持つ野菜のメニュー(VEGETARIAN VERTICAL EXPERIENCE)”(同2万4200円)を提供。料理に合わせて、ワインやノンアルコールのペアリングも用意する。ヘッドシェフは、「セントラル」でマルティネス・シェフの右腕として活躍した、サンティアゴ・フェルナンデス(Santiago Fernandez)が務める。

■MAZ
オープン日:7月1日
時間:17:00~23:00
住所:東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町3F
定休日:火曜日
席数:20席

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。