ファッション

エストネーション22-23年秋冬ウィメンズ、センシュアルさを加えたオフィススタイルを提案

 エストネーション(ESTNATION)ウィメンズの2022-23年秋冬は、社会活動を再開した人々が増えていることから、強みのオフィススタイルを軸に、肌見せアイテムでセンシュアルさを加えて打ち出す。

 ジャケットのインナーは、これまでのブラウスやシャツではなくベアトップやスクエアネックのニットなど軽さを重視した。チェスターコートとベアトップのオールインワンの組み合わせや、「マックスマーラ(MAX MARA)」のジャケットとスリップドレスの組み合わせなど、「重くなりすぎない」ことがスタイリングのポイントだ。春夏から引き続き、抜け感を演出するシアー素材やクロップド丈のアイテムも強化する。また、ミリタリーやパンキッシュをキーワードに、キルトのミニスカートやレザージャケットなどエッジを効かせたアイテムを交えたスタイリングを提案し、世の中に広がるファッションへの前向きな気持ちをさらに盛り上げる。

 21年春夏は、ヒールが売れている。「ジア ボルギーニ(GIA BORGHINI)」の7cmヒールのミュールをはじめ、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」や「マノロ ブラニク(MANOLO BLAHNIK)」のパンプスなどが人気だという。藤井かんなディレクターは、「ボリュームソールの人気が続いていたが、足元はシャープに緊張感を持たせたいという声が高まっているようだ」といい、秋冬もピンヒールのバリエーションを強化した。ブーツはニーハイ丈からミドル丈までレングスのバリエーションをそろえた。

 足元の変化に合わせ、今秋冬はミニスカートやショートパンツなどミニ丈のボトムスを強化した。オリジナルのショートパンツは、シーズンを問わずにベストセラーになっているという。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。