ファッション

ヘイリー・ビーバーのビューティブランド「ロード」が商標権侵害でトラブル

 ヘイリー・ビーバー(Hailey Bieber)のビューティブランド「ロード(RHODE)」のブランド名が商標権を侵害しているとして、ロサンゼルス発のアパレルブランド「ロード」がヘイリーとブランドを提訴した。

 原告のアパレルブランド「ロード」の共同創業者であるプルナ・カタウ(Purna Khatau)とフィービー・ヴィッカーズ(Phoebe Vickers)は、「ヘイリー・ビーバーと彼女のスキンケアブランドが『ロード』という名前を使用したことに対して訴訟提起を余儀なくされた。われわれは提訴したくなかったが、自分たちのビジネスを守るためにはやむを得なかった。世界的なブランドとはいえ、まだ若く成長途中の企業である当社は、ヘイリーのようなセレブが同じ名前を使用して商品を販売することには勝てない」とコメントし、取り扱う商品のジャンルは異なるが、ビューティとアパレルは非常に近しい業界であり、コラボレーションする機会も多いこと、またヘイリーがアパレル分野にも関心を示しており、過去に「ロード」を被服の分野で商標出願したことなどに触れ、混同を招く恐れがあると主張している。米「WWD」はヘイリーに問い合わせを行ったが、期限内の回答は得られなかった。

 「ロード」という名はヘイリーのミドルネームで、ブランドは6月15日に立ち上げたばかりだった。他方、アパレルブランド「ロード」は、2014年創業。「ネッタポルテ(NET-A-PORTER)」や米百貨店のサックス・フィフス・アベニュー(SAKS FIFTH AVENUE)」などで販売し、これまでにビヨンセ(Beyonce)やヒラリー・ダフ(Hilary Duff)をはじめとするセレブに衣装提供をしてきたという。

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