松屋銀座本店は29日、屋上ビアガーデンを7月1日から9月30日まで営業すると発表した。酒類を提供する通常スタイルのビアガーデンは、コロナ前の2019年夏以来の3年ぶりとなる。3月末の時点では営業を見送る予定だったが、水面下で夏の屋上の有効活用を探る中、感染の落ち着きや行動制限の撤廃などの環境変化を鑑み、急きょビアガーデン再開を決めた。
ビアガーデンはウェブおよび電話を通じた完全予約制。席の間隔をあけるなどソーシャルディスタンスを確保して営業する。平日は17〜22時、土日祝日は16〜22時の営業となる。生ビールを種類豊富にそろえるだけでなく、微アル・ノンアルなどのニーズにも応える。
同店の屋上ビアガーデンは銀座の季節の風物詩として人気を集めてきたが、コロナ下で20年は全面休業、21年は営業したものの感染悪化に伴いアルコールを提供した14日間だけだった。