ファッション

ユニクロ「UT」が20周年 原宿でアーカイブ250柄を集めた展覧会を開催

 2003年にスタートしたユニクロのグラフィックTシャツブランド「UT」は、20周年を記念して「UT アーカイブプロジェクト」を開始した。過去に販売してきた商品から18柄を復刻し、7月4日に国内全店とECで発売(税込各1500円)。それに先駆けて、「ユニクロ原宿店」では1日から10日まで、アーカイブTシャツ約250枚を集めた展覧会を開催し、商品も先行販売する。公式サイト上でも4日から、「UT」アーカイブの“デジタル博物館”を公開する。

 「ユニクロ原宿店」で1日から行われる展覧会は、マンガ、ゲーム、音楽、映画、アートといったカテゴリーごとに、「UT」のアーカイブをオリジナルの発売年と共に展示している。「過去20年間で最低でも1万柄以上は出してきた」(広報担当者)中から厳選した約250枚だ。

 アート分野では、アンディ・ウォーホル(Andy Warhol)、キース・ヘリング(Keith Hering)、ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)など、「UT」の前進である「ユニクロ T プロジェクト」時代から取り組むアーティストとの協業商品を展示しているほか、19年に発売して反響を呼んだカウズ(KAWS)、22年4月に「UT」の2代目クリエイティブ・ディレクターに就いた河村康輔らによるTシャツも展示。

 マンガでは、「天才バカボン」「金田一少年の事件簿」「ピンポン」、ゲームは「スーパーマリオ」「ストリートファイター」など、キャンバスとしてさまざまなカルチャーを伝えてきた「UT」ならではの、膨大なラインアップが楽しめる。

18柄以外も今後復刻予定

 4日から全店発売する18柄の復刻商品は、ウォーホル、ヘリング、バスキアや写真家の森山大道、現代アーティストのジュリアン・オピー(Julian Opie)、ゲームの「ロックマン」「パックマン」「ストリートファイター」など。「UT アーカイブプロジェクト」として、18柄以外にも今後復刻販売する考えがあるという。

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