楽天はファッションECサイト「楽天ファッション(RAKUTEN FASHION)」で、販売員スナップ投稿サービス「スタッフスタート」との連携をスタートする。「スタッフスタート」の導入ブランドのうち「ビームス」や「エディフィス」「ユナイテッドアローズ」など200ブランド、9500人の販売員の投稿と連携する。楽天の松村亮・上級執行役員は「顧客はリアル店舗とECを横断して当たり前のように使っている。在庫や売り方もこうした”クロスチャネル化”に対応して、一元的な運用に迫られている。『スタッフスタート』の導入は、このクロスチャネル化の中で進む販売員のメディア化に対応するものだ」と語った。
「スタッフスタート」を運営するバニッシュ・スタンダードの小野里寧晃社長は「これまで自社ECやSNSにとどまっていた販売員の露出先を、『楽天ファッション』と連携することで、一気に広がることになる。また今後はオンライン接客のノウハウと、楽天の持つ膨大なデータベースと連携することで、スタッフ起点のレコメンドの精度を上げることができる。
楽天は、リアル店舗のDX支援サービスを相次いで発表しており、昨年11月には、リアル店舗とECの在庫を一元管理するサービス「楽天ファッションオムニチャネルプラットフォームを開発し、ジュンが導入を発表していた。