ファッション

「ヨウジヤマモト」が読売巨人軍のユニホームを“漆黒”に 選手も絶賛、「これを着て打たれるわけにはいかない」

 「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」は、プロ野球チームの読売ジャイアンツの公式ユニホームをデザインした。“漆黒”をテーマにしたウエアとキャップで、トップスは胸に筆記体のロゴを刺しゅうし、襟と袖先には白いラインを入れた。キャップは球団ロゴの下にブランドロゴを刺しゅうした。デザイナーズブランドのロゴが公式ユニホームに採用されるのはプロ野球史上初めてだ。キャップの生産はオフィシャルサプライヤーであるニューエラが、ユニホームはミズノが担当した。

 同ユニホームは、9月6~8日に東京ドームで行われる横浜DeNAベイスターズとの3連戦で全選手と監督、コーチが着用する。期間中は来場者先着1万5000人にユニホームを配布し、球場を黒で埋め尽くす。

 7月5日に東京ドームで行われた発表会には、ジャイアンツの高梨雄平投手、吉川尚輝選手、岡本和真選手、翁田大勢投手が登壇。プライベートでは黒い服装が多いという扇田投手は、「好きな色がユニホームになってうれしい。プレーでも格好良く見せて、ユニホームと一緒に輝きたい」とコメント。高梨投手は「これを着て打たれるわけにはいかない。いつも気合いを入れていますが、その3倍くらい気合いモリモリでやります」と語った。岡本選手は「めちゃくちゃ格好いいデザインで、これを着てプレーできるなんて光栄です。黒いアイテムは締まって見えるから、僕のプレーもシュッとして見えるかも」と笑いを誘った。

 発表会に合わせて特設サイトも公開し、ユニホームとキャップ、限定シールが入るプレミアムボックス(税込11万円)を発売した。

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