AGA治療薬をオンラインで処方するサービスを行う「ノーフェイト(NOFATE)」は、サービスの拡大を目指し、美容院やサロンなどを中心にパートナーの募集を開始した。年内に500店舗を目指す。
同社は2021年にAGA治療薬をオンラインで処方するサービスの提供を開始した。LINEを使用することで、オンライン診療の予約から決済、発送までワンストップで完結できる。医師による診察や処方、医薬品管理は提携クリニックで行い、AGA治療薬をユーザーへ提供する。
今回募集を開始したパートナーは、髪の悩みと密接な美容院を中心にパートナーシップを結び、薄毛の悩みを持つ消費者に「ノーフェイト」のサービスを紹介する取り組みだ。また、薄毛を理由とした店舗の離反率の低減や、薄毛を予防、改善することで幅広いデザイン提案、ヘッドスパなどの頭皮改善に関するサービスの提供で顧客単価を向上させる効果も期待しているという。現在は約70店舗と提携しており、美容院のほかに男性社員を多く抱える営業会社、飲食店なども加入している。水野和樹代表取締役は、「年内で提携パートナーを500店舗に増やし、1万ユーザーの獲得を目指す。中長期的にはAGA治療薬の提供のみならず、男性美容全般でサービス提供できるように拡充していく予定だ」とコメントした。