7月10日は参議院選挙だ。スマホやテレビからは「与党が改選過半数の勢い」「目の前の生活が精一杯、投票には行かない」と、さまざまな声が聞こえる。
そして、ファッション界からも声を上げる存在がいる。「レベル フォー ザ フューチャー(REBEL FOR THE FUTURE)」だ。
DJ兼コンポーザーのマーズ エイティーナイン(MARS89)と、古着店のデプトを運営するデプトカンパニー代表のエリ(ERI)らが主導するプロジェクトで、俳優の水原希子、「アンダーカバー(UNDERCOVER)」デザイナーの高橋盾、アーティストのVERDY(ヴェルディ)らが参加メンバーに名を連ねる。
参加メンバーそれぞれのアートワークを布にプリントし、パッチを製作。それを北海道から沖縄まで、約150のアパレルショップ、飲食店、美容室、大学などで無料配布している。パッチを安全ピンなどで、服やバッグに付けて意思表示するものだ。
「レベル フォー ザ フューチャー」は、「24時間365日、中指を上げ続けるのは疲れるから、代わりにパッチで意思を示す。少しでもマシな未来のために」「暮らしの中で政治を意識するために、自分の意思や姿勢を示すために、政治的なアクションのムーブメントを広げるために、私たちの未来のために、抵抗し続けるために、パッチを身につけて外に出よう」と述べる。