ブランド品リユース大手のコメ兵は7月3日、有楽町マルイ2階の催事スペース「コンセプトショップス」でZ世代に向けた長期のポップアップストア「スタートコメヒョウ(START KOMEHYO)」を開始した。期間は2023年1月9日まで。毎月異なるテーマで編集し、スタート時は「プリーツ プリーズ イッセイ ミヤケ(PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE以下、プリーツ プリーズ)」を中心に、夏に着たいリラックス感のあるアイテムをそろえる。
同ポップアップストアは「Z世代に人気の高いブランドやアイテムを切り口とした、リユースアイテムが集まるコンセプトストア」という位置づけで、売り場面積は約42㎡。「プリーツ プリーズ」以降は、“Y2K”トレンドに乗って人気となっている「バーバリー(BURBERRY)」や「フェンディ(FENDI)」の1990〜2000年代のアイテムを中心に集めた企画などを予定している。
コメ兵で商品を購入する中心客層は40〜50代で、「(Z世代が含まれる)10〜20代客による売り上げは1割程度と伸びしろがある。若い世代にもブランドビンテージ品の良さを知ってほしい」(広報担当者)というのが企画の意図。「反応がよければ、ポップアップではなく常設店を出店する考えもある」。同社は今年3月、同じ有楽町エリアの阪急メンズ東京8階に、中古スニーカー専門店の「スニーカーマーケット バイ コメヒョウ」をオープンしているほか、有楽町の交通会館には買い取り専門スペースも出店している。