ファッション

オンワードHD営業利益75%増、3〜5月期

 オンワードホールディングス(HD)の2022年3〜5月期連結業績は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比74.8%増の20億円だった。行動制限の緩和によって店舗に客足が戻り、オンワード樫山などの中核企業の業績が回復した。値引き抑制に努めるとともに、一連のOMO(オンラインとオフラインの融合)施策が収益の改善に寄与した。

 売上高は同3.2%減の445億円。ただ、売却したイタリア事業やグアム島のホテル事業、オンワード樫山の複数閉店の影響を除くと、58億円の増収になる。値引き抑制やOMO施策による在庫の一元管理が奏功し、粗利益率は3.8ポイント改善したため、営業利益は大幅増益になった。

 純利益は同11.5%減の18億円。前年同期は固定資産の売却による特別利益を計上していたため、その反動で最終減益になった。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。