繊維商社の豊島傘下のエンメ(東京、平能孝信社長)が手掛けるイタリア製革小物ブランド「ラルコバレーノ(L'ARCOBALENO)」は7月12日、モデルの滝沢眞規子とコラボした商品を発売した。両者の協業も、滝沢が革小物をデザインするのも初めて。
コラボコレクションは、ショルダーストラップ付きiPhoneケース(2万9700円税込、以下同)、ミニウオレット(2万4200円)、キーケース(1万2100円)の3商品からなり、「ラルコバレーノ」清澄白河店と同ブランドの公式オンラインショップで販売する。20日からは、伊勢丹新宿本店本館1階の雑貨自主編集売り場「イセタンシード」でも扱う。
コラボコレクションは、滝沢が好きなネイビーとグレーの2色を用いる。滝沢は、「どちらもベーシックなカラーだが、自分好みの色合いを見つけるのは難しい」と話し、実現のためにフランスのタンナー、アルラン(ALRAN)に別注した。また、「ワントーンコーデが好きで、その中で異素材をミックスして遊んでいる」とも言い、コラボコレクションでも山羊革とエナメルをコンビ使いする。さらに、「ラルコバレーノ」のコバは通常ブラックで仕上げるが、滝沢のリクエストによりコバの一部をホワイトに変更。「白を入れることで、これからの季節にぴったりなさわやかさを表現することができた」と述べる。