「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は16日、カリフォルニア州ビバリーヒルズのノースロデオドライブ420番地にメンズウエアに特化した新店舗をオープンする。米国内でメンズのみを取り扱う店舗はこれが8店目。なお、同エリアの295番地には、ウィメンズとメンズの両方を扱う店舗がある。
フロアは吹き抜けの2階建て。一階にはポルトガル出身のアーティスト、マリサ・フェレイラ(Marisa Ferreira)のよるアートワークを壁面に飾り、中央階段近くには故ヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が手掛けた彫刻作品「ジャイアントマン(Giant Man)」を設置。これはブランドのモデルも務める、ガーナ出身のオタワ・クワミ(Ottawa Kwami)をモデルにした作品だ。2階にはVIPルームがあり、アレックス・プロバ(Alex Proba)による砂漠をインスピレーションとした抽象的な壁画が飾られている。
このストアでは、2018年にアーティスティック・ディレクターに就任したヴァージルが生前に手掛けた2022-23年秋冬コレクションなど、メンズウエアのアイテムをそろえる。シューズは豊富なカラー展開を持つスニーカーなどのストリートウエアから、よりクラシックなアイテムまで幅広く扱う。バックパックやスーツケースなども取りそろえる。