紙面紹介

百貨店特集2022 ファッションの売り場には“大義”が必要だ

 7月18日号の「WWDJAPAN」は百貨店特集です。

 低迷が続く百貨店衣料品の浮上の糸口を探るべく、各社の売り場を取材。その中では、まず百貨店ならではの色を出せる自主編集売り場において、商品と発信をブラッシュアップし、新しい付加価値を出そうという動きが見られます。個を際立たせた売り場作りを進める伊勢丹新宿本店「リ・スタイル」と、自然との共生をテーマとした新ワールドの構築を進める阪急うめだ本店。両店の売り場作りをリードする神谷将太「リ・スタイル」と、宮本智美・「グリーンエイジ」ディビジョンマネージャーの対談から、百貨店ファッション売り場の未来形を探ります。

 後半のトップインタビューでは三越伊勢丹ホールディングス、高島屋、大丸松坂屋百貨店、阪急阪神百貨店、松屋の社長に今後の全体戦略を聞きました。

 米国版「WWD」の翻訳記事からはピッティ・イマージネ・ウオモで自身の回顧展を開催したアン・ドゥムルメステールのインタビューを収録しています。2013年にブランドを去った彼女が、デザイナー時代のクリエイションや今感じていることを語ります。

 裏表紙「ファッション&ビューティパトロール」は2022年版上場企業トップの報酬ランキング。会社のかじ取りに加え、社員や株主、地球環境への配慮など、トップの責任と役割は重くなる一方だが、その報酬においてファッション&ビューティ企業の1位に輝いたのは?

PHOTOS : KAZUO YOSHIDA, SHUHEI SHINE, MASASHI ASABA

CONTENTS

FEATURE

  • 百貨店のファッションには“大義”が必要だ! 5社のトップが語る展望

SERIES

  • OVERSEAS NEWS 米「WWD」の翻訳記事をまとめてお届け!:ブランド売却は「子どもが巣立ったようなもの」 アン・ドゥムルメステールが久々に語る
  • Beauty Insight ビューティ賢者が持論展開:Vol.82 リスク感度が低い同質的な経営層は淘汰される(吉高まり/三菱 UFJリサーチ&コンサルティング プリンシパル・サステナビリティ・ストラテジスト)
  • ビルダーズ安田代表の見果てぬ街づくり:Vol.3 新丸ビルの「天井のアーチ」をめぐる激論

EDITOR’S LETTER

  • 「逆もまた真なり」(村上要/編集長)

EDITORIAL NOTE

  • 編集後記 今週の特集お届け隊:百貨店は富裕層のものになってしまうの?(本橋涼介/記者、林芳樹/ビジネスデスク)

FASHION&BEAUTY PATROL

  • 2022年版 ファッション&ビューティ企業トップの報酬ランキング

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最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

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