コーセーは9月16日、ハイプレステージブランド「コスメデコルテ(DECORTE)」の“リポソーム”シリーズから睡眠時間に着目した“リポソーム アドバンスト リペアクリーム”(50g、税込1万1000円)を発売する。同ブランドを代表する美容液“リポソーム アドバンスト リペアセラム”で採用している「多重層バイオリポソーム」にフォーカスし、クリーム剤型のためにアレンジした「ナイト多重層バイオリポソーム」を新たに開発。これまで不可能とされていたエモリエントオイルとの配合に成功し、肌をこすれから守るシールド効果を実現した。濃密な潤いでハリや艶、弾力をもたらし、「3時間多く眠ったような肌」へと導く。
同ブランドは、1992年に業界初の多重層リポソーム構造を採用した化粧品として美容液“モイスチュア リポソーム”を発売し、昨年初めてリニューアルした。新美容液“リポソーム アドバンスト リペアセラム”は、国内の累計販売個数が75万個を突破(22年6月末時点)し、プレステージ市場において美容液の売り上げシェア1位(Beaute Research調べ/百貨店プレステージ市場2021年10月〜22年3月売り上げ金額ベース)と、根強い人気を誇る。
一方で、新型コロナで一時縮小していた国内のクリーム市場は徐々に回復し、高価格帯を中心に成長すると予想。また、日本と中国のスキンケア市場においてクリームカテゴリーは、美容液に次いで2番目に市場が大きく、米国でも使用率や所持率が高いアイテムであるという。そこで、“リポソーム アドバンスト リペアクリーム”を発売することで、ブランドの象徴となるシグネチャーシリーズとしてのポジションを確固たるものとし、世界での存在感をさらに高めていく。
なお、中国、香港、台湾、韓国、シンガポール、タイ、マレーシア、イギリス、イタリア、フランス、スペイン、アメリカ、カナダ、オーストラリアの14の国・地域では9月1日に先行販売する。