ファッション

「ルイ・ヴィトン」六本木ヒルズ店が“世界一周旅行”をテーマにしたイベントを開催 家具コレクションやトランク中心に展示

 「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」は六本木ヒルズ店で“サヴォアフェール イベント“を開催している。同イベントのテーマは、“世界一周旅行”。会期中は通常営業は行わず、店舗全体を使用して世界各地の都市やリゾート地を想起させる展示を行う。家具やオブジェで構成される“オブジェ・ノマド コレクション(以下、オブジェ・ノマド)”や、さまざまなハードトランク、テーブルゲームなど、通常は一部店舗でしか取り扱いのない特別なアイテムが勢ぞろいする。

 1階は、世界各地の自然やリゾート地をイメージさせるカラフルな空間が広がる。“ブラジルの秘境”はジャングルをほうふつとさせ、ブラジル出身のデザインデュオであるカンパナ・ブラザーズ(THE CAMPANA BROTHERS)やスペイン人デザイナーのパトリシアウルキオラ(Patricia Urquiola)などの家具を展示している。“地中海の島”では、透き通った海と浜辺が登場。リゾート地での休暇やに合うハードトランクや家具が紹介されている。ミラーボールが収納された“パーティー・トランク”などユーモラスな作品も。“オランダの花畑”と題した空間には、スイスのデザインデュオであるアトリエ・オイ(ATELIER OI)による“オリガミ・フラワー”が咲き誇り、オランダのチューリップ畑のようだ。

 2階は、フランス・パリ、デンマーク・コペンハーゲン、米ニューヨーク、3都市の邸宅をイメージの空間。パリの邸宅はリビング、ダイニング、ワードローブの3つのエリアで構成されており、イスラエル人デザイナーデュオのロー・エッジズ(RAW EDGES)やオランダのデザインスタジオである“マルセル・ワンダース スタジオ(Marcel Wanders STUDIOS)の作品が展示されている。

 コペンハーゲンは、木の温もりを感じさせる空間に、アメリカ人デザイナーのアンドリュー・カドレス(Andrew Kudless)によるシェルフやアトリエ・オイによる家具を紹介。手吹きムラーノグラスを使用した照明がアクセントになっている。

 レンガ造りのタウンハウスのようなニューヨークの部屋には、ビリヤードテーブルや、“DJトランク”、“ギタートランク”をはじめ、スニーカー用トランクやスケートボードなどが展示されている。

 展示品は購入およびオーダーが可能だ。

■「ルイ・ヴィトン」 サヴォワフェール イベント
会場:ルイ・ヴィトン六本木ヒルズ店
住所:東京都港区六本木6-12-3 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り
会期:7月28日まで。8月は、12日、20日開催。(7月29日、8月11日はクローズ)
営業時間:12:00~21:00
予約不要

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