ビューティ

世界を絶賛席巻中! XG、その圧巻の美に猫を見たり 【ニャンダフルなコスメたち】

 狂ったように猫を溺愛する美容ライターが、猫と美容を強引に結びつける力技ビューティコラムVol.28。猫にちなんで、毎月2(ニャー)日と22(ニャーニャー)日の2(ニャー)回更新しています。今回のテーマは「XG」。今年3月の衝撃的なデビューからミュージックシーンをザワつかせている7人組HipHop/R&Bガールズグループ「XG」。彼女たちの魅力を分析していくと、猫との共通点があることを発見!万物の美の根源は猫であることを改めて心に刻みつつ、猫感いっぱいのXGムードなメイクを楽しめるアイテムをお届け。

スペックが強すぎる最強ガールズグループ「XG」

 空前のダンスブームである。BTSやTWICE、BLACK PINKなどのK-POPアイドルたちの人気から始まったものなのか、小・中学校でダンスが必修科目になっていたり、パリ五輪でブレイキンが新競技として採用されたりして注目度が上がっているからか何なのか。とにかくSNSを覗けば、誰かしらが何かしらのダンスを踊っている。お世話になっている編集女子たちもダンススクールに通いだしたり、森三中の大島美幸がBE:FIRSTとダンスコラボしたりと、おじさんダンス動画がTikTokでバズったりと、意外な人たちまで巻き込んでの盛況ぶりだ。

 かく言う私はフィットネスジムのエアロビすらついていけない運動神経悪い芸人なので、ただただうっとり眺めているだけ。ダンスの知識は皆無であるが、お気に入りのアイドルや振付師がいるので、日々チェックは欠かさない。そんな中で、今年どハマりしているのが、avex発の7人組ガールズグループ「XG」。

 デビューは今年の3月だが、全貌がお披露目される前のティーザー映像やパフォーマンス動画からすでに異次元ぶりが炸裂していて、彼女らが世に放たれる前からすっかりとりこに。7人が7人、ダンスもラップもスキルがエグい。表現力も歌唱力も高くビジュアルも強すぎる。コーンフレークの袋の裏面に書かれている五角形のグラフのように、ガールズグループやアーティストに求められる全ての要素がパーフェクトにそろっている。目指す先は日本でも韓国でもなく、世界のトップであるという。そんないかつすぎるガールズグループの出現が何だか新鮮でまぶしい。

容姿も、小悪魔さも。XGの美は猫にあり!

 なんでこんなに惹かれるのだろうか。もちろん、あらゆるスキルがすごいというのも、中毒性のある楽曲というのもあるのだろうが、やっぱり全員が全員、とにかく“美しい”からではないだろうか。

 「背骨とか肋骨とか入ってます?」というぐらい、しなやかにくねりまくる体。ダンス中のウォーキングで魅せる伸びやかな手足。キャットラインが似合うエッジィな目元。激しいダンスにも動じないサラ艶で美しい髪。容姿だけを取ってもパーフェクトなのだが、いかつ過ぎるパフォーマンスと、「Behind The Scenes」で見せるあどけない素顔(リーダーのJURINはまさかのふわふわ系)とのギャップもまた、たまらなく可愛い。

 ……とここまで魅力を羅列してふと気づいたが、これ全部、猫と同じじゃない?

 ピンと立ち上がった耳から、肩、背中、しっぽへと流れる美しいボディーラインも、しなやかなキャットウォークも、神秘的なキャッツアイももはや猫が本家だし、ツンデレのギャップで人間を骨抜きにする魔性ぶりだって猫のお家芸だ。(ブロンド、テラコッタ、ブラックと、色とりどりの髪色も、猫の毛柄に見えてきた)

 2ndシングル「MASCARA」のティーザー映像のHINATA Ver.には、モンプチのCMに出てきそうなモフモフの白猫が登場している。食卓に並べられたデザートは「XGにしかない甘美な魅力」を、猫は「ファンを幸せにする存在になりたい」というメッセージがこめられているとか。やはり、美を突き詰めると、行き着く先は猫。美と幸せの象徴であることをXGまでもが伝えてくれているのだ。

滑らかな桃肌、カラーライン、ライラックのポインテッドネイル。XGムードで楽しむ猫メイク

 今回は、2ndシングル『MASCARA』のメインヴィジュアルをヒントにXGなりきりアイテムをピックアップ。彼女たちのメイクにも猫的ビューティ要素がいっぱいだ。

 XGのメンバーは16〜20歳とめちゃくちゃ若く、肌の美しさも無敵。まずは、まるで加工したように滑らかですべすべとした美肌を演出できる「クリオ(CLIO)」の“ステイパーフェクトトーンアップ クッション”でベース作りを。自然にトーンアップさせくすみを飛ばしながら、血色の良い華やかな桃肌でフレッシュな若々しさもアピール。


 1stシングルの「Tippy Toes」ではブラックのキャットラインが印象的だったが、「MASCARA」のメインビジュアルでは、カラーラインも。HARVEYはまつ毛キワのラインはレスして二重幅の上にメタリックシルバーでダブルラインを。COCONAは深いブルーで囲みつつ目尻をキュッと強めに跳ね上げたキャットラインを。「シロ(SHIRO)」の“カレンデュラアイライナー”なら、「皮膚のガードマン」と呼ばれるカレンデュラを配合した穏やかなつけ心地で、鮮やかなインパクトラインを楽しめる。


 「MASCARA」の象徴カラーであるライラックはネイルでON。猫の爪のように、先端を長く尖らせる「ポイント型」にシェイプして楽しもう。「オーピーアイ(OPI)」の“Don’t Toot My Flute”は、あの象徴的なライラックパープルをひと塗りでかなえるリッチな発色が魅力。上品さがありながらもモードな雰囲気にもなれる便利なカラー。

 ちなみに、私の最推しはマンネのCOCONA。ネイビーの囲み目&キャットラインの他に、ティーザー映像やMVのようにダイヤ型のラインストーンで目周りを飾るのも良き。小悪魔で猫猫しいムードが際立ってGOOD!

参考
Real Sound「XG、最新ビジュアル&ティザー映像で提示した新たなグループカラー 謎のベールに包まれた2ndシングル「MASCARA」への期待」

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。